■意味
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他のことに気を取られて、集中できない様子。
■使い方
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終業式の朝、夏休みの予定で頭がいっぱいだったわたしは、校長先生の話を上の空で聞いていた。担任の横山先生を見ると、やはり、ぼんやりした表情だ。先生も同じだと思い、おかしかった。
■上の空耳、上の空目
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「上の空」は、空の上の方を指す言葉です。何かに気をとられ、心がふわふわ空の上まで浮き上がってしまうのです。ぼんやり聞いている様子を表す時は、「上の空耳」、ぼんやり見ている様子は「上の空目」といいます。こんなことでは困りますね。聞くときはしっかり聞き、見るときもしっかり見ましょう。