■意味
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物事の程度が、いっそう大きくなること。実際より大げさに言う、といった意味にも使う。
■使い方
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紅葉は厳しい寒さを経験して初めて、きれいな赤になるらしい。今年は去年に輪をかけて寒いみたいだから、きれいな紅葉が見られるかな。
■輪に輪をかける
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この「輪」は、桶などの周囲にかける金属や竹のたがのことです。たがは桶より一回り大きくできているので、前の状態より大きくなることを、「輪にかける」というようになりました。さらに大きくなると、「輪に輪をかける」です。