🔳季節ごとの適切な温度設定
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▼夏場
28度が適切な温度設定です。この温度は、人が過ごしやすいと感じられる最低限の温度であり、消費電力も抑えられるので適切と言われています。夏場、猛暑日は設定温度を最低まで下げてしまいがちですが、設定温度は1度上げるごとに約13パーセントもの節電効果が期待できるので、少し我慢するだけで一定の効果があります。基本的な設定温度は28度ですが、どのような構造の建物に住んでいるかによって過ごしやすい温度設定は変わるので、それぞれの状況に即した温度設定を考えるのがベストです。
▼冬場
20度が適切な設定温度です。暖房では、温度設定を1度上げることで約10パーセントの節電効果が期待できます。暖房が効いていないと感じたら、風向きを調整したりエアコンのスイング機能で空気を循環させたりすると良いでしょう。
🔳部屋の温度を一定に保つ方法
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1、エアコンで湿度をコントロールする
暑い夏を乗り切るポイントは、除湿です。温度は同じであっても、湿度を下げられればそれだけで快適になります。反対に、冬は加湿しましょう。季節にかかわらず、温度を上げ下げするのは電力がかかるので、できるだけ湿度の調節に注力するようにしましょう。
2、空調設備で室内の空気を循環させる
温度を維持するためには、空気の循環が効果的です。暖かい空気は上にいき、冷たい空気は下にいくものですが、この空気の層を循環させることで温度のムラを解消できるでしょう。
3、断熱性能・遮熱性能を向上させる
室内の気温は、外気の影響を受けます。夏場に強い日差しが差し込むことで室温が上がり、冬場は冷たい外気によって室温が下がります。窓の数や大きさ、カーテンを工夫することで外気をコントロールできるでしょう。
🔳まとめ
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今回は、部屋の温度を一定に保つ方法を紹介しました。より過ごしやすい部屋を作るためには、エアコンの加湿機能や除湿機能を活用したり、空調設備を導入したりすることが効果的です。また、部屋の断熱性能・遮熱性能にも着目して快適な室温を保ちましょう。