ニッチのメリット・デメリット



 

■ニッチとは?
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ニッチとは、壁に凹んだ部分をつくり、モノを置ける空間をつくることです。凹んだ部分に照明のスイッチなどをまとめることもあり、その場合スイッチニッチと呼ばれます。

 

 

 

■ニッチのメリット
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▼部屋を広く見せられる

ニッチを収納棚として利用した場合、部屋を広く見せられます。さらに壁が凹んでいるので、収納が動線の邪魔にならず便利です。

 

スイッチニッチとして活用する

スイッチニッチとして活用すると、壁面にスイッチを設置する必要がなくなり、部屋を違和感なくすっきりとした印象にできます。ニッチの中にコンセントを設置すると、スマホの充電が壁の凹みの中で完結できます。充電器のコードが短くても、床に置かずに充電できます。そうなると充電中のスマホを床に放置して踏んでしまうこともなくなるため、安全です。

 

空間をおしゃれに演出できる

ニッチは平坦な壁面に凹みをつくることで立体感を出し、空間をおしゃれに演出できます。ニッチの内部に照明を設置したり、小物を置いたりすると、さらにおしゃれです。

 

 

 

■ニッチのデメリット
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設置できる住宅が限られる

ニッチをつくるには、壁にある程度の厚みが必要なのに加え、耐力壁や外壁面のある場所には設置できない場合があります。建築確認申請前であれば調整も可能ですが、壁に厚みを持たせるためには部屋の空間を狭くする必要があります。しかし、他の部分に制約が発生するケースがあるので、その点に留意しましょう。

 

掃除がしにくい

壁の凹み部分はほこりなどが溜まりやすく、こまめに掃除をしないとおしゃれな雰囲気を保てなくなってしまいます。メンテナンスに手間をかけたくない方は、注意が必要です。

 

 

 

■まとめ
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今回は、ニッチをつくるメリットとデメリットについて紹介しました。お役に立てればと思います(*^^*)