▼金利上昇が小さければ変動型。大きければ固定型がトク
固定型は金利変動リスクがないが、金利は高め。この先も低金利が続くなら総返済額は変動型のほうが少ない。どちらを選ぶかは悩みどころだ。例えば金利が5年ごとに0.3%ずつ上がる場合、金利は最終的に2.3%まで上昇し、固定型より高くなるが、毎月返済額は完済まで変動型のほうが少ない。対して、金利が5年ごとに0.7%ずつ上昇すると、金利は4.7%まで上がり、16年目からは毎月返済額も変動型が逆転。借入額が多いと金利上昇の影響はさらに大きくなるので、どこまで許容できるか考えて決めよう。
※借入額4000万円、元利均等、35年返済、ボーナス時加算なし。全期間固定型は金利1.7%、変動型は当初金利を0.5%と仮定。