狭山茶振興とスマート農業



埼玉県議会6月定例会の一般質問が、6月23日から行われました。15人の議員が質疑・質問を行い、活発な議論が行われたようです。

 

■農業
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●狭山茶振興とスマート農業(※1)

Q、狭山茶産地の維持発展のために、スマート農業の推進を強化すべき。県茶業研究所は、すでにICT(※2)技術などを生産に活用する実証実験を行っており、その成果を生産者へ周知することが重要。実証試験を始めた背景は何か。それによりどのような狭山茶産地を目指すのか。

 

A、さまざまな気象状況下でも的確な茶園管理ができ、生産作業の負担を軽減するため、ICT技術を活用した茶園管理システムの構築に取り組んでいる。これらを通じ、生産者がさまざまな気象状況下でもお茶を安定生産でき、収益性の高い狭山茶産地にすることを目指している。

 

※1 ロボット技術や情報通信技術(ICT)等を活用して、省力化・精密化や高品質生産の実現等を推進している農業。
※2 「Information and Communication Technology(情報通信技術)」の略で、通信技術を活用したコミュニケーションを指す。情報処理だけではなく、インターネットのような通信技術を利用した産業やサービスなどの総称。