物件めぐりの前のイメージづくりが大切
そろそろ我が家もマンションを買おう!と思ったら、まずは、理想の住まいのイメージづくりから始めるのがコツ。いきなりモデルルームや物件下見に行ってしまうと、ついつい流されて迷ってしまうから、前もって譲れない条件をざっくり出しておくことがとても大切。希望エリア、部屋数などの間取り、そして予算の目安の3点は、ある程度明確にしておきたい。特に予算は、「これくらいなら…」と後々アップしがちだから、少し厳しめに見積もっておくことが大事。
さて、続いては情報収集。新聞の折り込みチラシや新聞広告、住宅情報誌、インターネットなどから、条件に合致する物件情報を集めてみよう。これぞという物件が絞り込めてきたら、実際に内覧会やモデルルーム見学に出かけてみよう。特に、最初の物件で「この物件に決めよう!」と気負いがちだが、複数の物件を見ることをおすすめする。物件が決まれば、不動産会社の担当者の手配で、その物件に申込証拠金を払い、ローンシミュレーションをしてもらい、重要事項説明を受けて売買契約を結ぶ。その後はローンを手配して、物件を引き渡され、入居という流れになる。この間、短くて1~2ヵ月だが、竣工前のマンションでは入居までに1年ほどかかることも。
売買契約や引き渡し時の書類には実印や印鑑証明が必要。期間が短い場合はバタバタするから、住宅購入を決断したら、実印づくりと印鑑登録は早めに手配を。