物件引き渡し前に悩むのが、微妙に残った手元のお金。予定の頭金や諸費用、不動産取得税などを差し引いて、予備の貯蓄を残しても、数十万から百万円単位のお金が浮くことがある。そんなときは、契約書などを書き直す手間はかかるが、迷わず頭金をアップしよう。たとえば、頭金を100万円増やしてローンを3000万円から2900万円にするほうが、支払う利息が50万円以上節約できる(金利3%、30年返済の場合)。
後で繰り上げ返済に充てるという考え方もあるが、その間、利息を負担する上、一般に数万円の繰り上げ返済手数料の負担も。