広告の広さと実際の広さは違う



 

マンションを購入して所有権移転登記を済ませた登記情報を確認する際に、びっくりするのが登記簿上の専有面積。たとえば、80㎡と聞いていたのに、76㎡とあって、「だまされたのでは?」と驚く人も少なくない。その理由は、登記簿上は、純粋な生活スペースである「壁の内側」のサイズを記すから。一方、広告記載の専有面積は、「壁の内側」ではなく「壁の中心」からのサイズで記載されているから、登記簿サイズより大きい。後になって知る人が多いが、計測の基準が違うだけなのだ。