モデルルームで提示されるのは不動産会社の提携ローンによる試算。「このローンを利用しなきゃいけない?」「本当に有利?」といった思いを抱く人も少なくないが、結果的に同じ金融機関で借りる場合、店頭窓口で提示される金利と比べて遜色ないケースが多い。大手の不動産会社の提携ローンの場合には、店頭金利よりもさらに優遇された金利を提示されることもあるから要チェックだ。
ローン審査のうち、物件に関わる部分の審査が済んでいるため、自分で動いてローン手続きするより手間がかからないのもメリット。手続きをすべて不動産会社で済ませられる。ただし、同じ提携ローンでも、勤め先の会社にある提携ローンのほうがさらに優遇された金利のことも多い。
ローンを検討するなら、①勤め先の提携ローン、②不動産会社の提携ローン、③銀行窓口の店頭金利をキャンペーン金利で借りる、の順が効率的。