土壌汚染のチェックは近所への聞き込みが得策



 

もともとは病院や工場の跡地だったところに建つマンションだとわかっていたら、購入をためらう人も多いはず。土壌汚染の検査結果を知りたいなら、モデルルームに常備されている「設計図書」を開いて確認しよう。工場跡地などで土壌汚染の検査結果が思わしくなければ、何らかの土壌改良策が施されているはずだから、販売会社に聞くことが大切。

 

怖いのは、設計図書に土壌汚染結果が含まれていないとき。なぜ検査を行っていないのかといった問いかけをしたり、以前に建っていた建物について説明を求めても、販売会社からあいまいな説明しかもらえないときは、近所の人への聞き込みが有効。もともと何が建っていたかといった情報など、しっかり聞いておきたい。もしも土壌汚染の可能性を完全に否定できないなら、迷うことはない。そのマンションはやめたほうがいい。