資産価値の高さ。それは、いざ売ったり貸したりするときに、うまく相手が見つかる物件かどうかが判断の基準になる。これまで賃貸生活だった人は、どんな住まいなら多くの人が借りたいと思うかをイメージしてみると、いくつかの条件が見えてくる。
①駅から近い物件。②広い物件。③鉄道のアクセスが便利な物件。④街並みに魅力がある物件。⑤管理が行き届いていて古臭くない物件。といったところか。①~④は物件選びの段階で見極める条件だから、将来の都市計画などにも留意して選ぶのがポイント。最後の一つは管理費や修繕積立金の“しっかり具合”に左右されることが多い。
ずっとそこに住むつもりで買ったとしても、その後に想定外の転勤はあり得る。転勤で貸すに貸せなければ、家族一緒に暮らしたいとの思いに、せっかく買った家が足かせになる。