火災保険、お任せではなく自分で確保しよう



 

ローン組む際に、一般に契約が求められる火災保険。借入先で入ることが融資条件というところもあるにはあるが、選べる場合には、自分で入るのがおすすめ。保険料見積もりサイトなどを活用して、複数損保の火災保険を比較検討して選びたい。

 

おすすめ理由の1つは、自分に合った割引制度の火災保険を選べる点。たとえばオール電化住宅のケースでは、まったく割引制度のないところもあれば、20%オフになるところなど、保険会社間で差が大きい。ノンスモーカー割引や新築割引、防災機器割引など、保険会社によって割引制度のラインナップが異なるから、自分にメリットの大きいところを吟味してみよう。

 

2つ目の理由は、保障内容をしっかり確認できる点。借入先で入る場合はついついお任せ気分になって、保障内容の判断もおろそかにしがち。たとえば、マンションだからと水害の保障がついていないプランを借入先から提案されるケースもあるが、そうしたプランではマンションに多い給排水設備の事故による水漏れ損害も保険金支払いの対象外になるケースも。同じ払うなら、必要な補償を合理的に確保したい。