ゴールは審査を通すことではなく、そのずっと先にある



 

■ゴールは審査を通すことではなくそのずっと先にある
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家を買う際、住宅ローンは必ずセットになってきます。ですから、「自分にとっての住宅ローンとは?」という命題に対して、ちゃんと向き合うことが、最も失敗のない選択につながります。不動産会社にとっての住宅ローンとは、「審査を通すもの」です。彼らにとっては家を売ることがゴールだからです。銀行にとっての住宅ローンとは、「利息と元本を回収するもの」です。ローン完済後、貯金を使い果たした利用者が老後破産しても、それは彼らにはまったく関係のないことなのです。しかし、私たちにとって審査はゴールではなく、そしてスタートですらありません。私たちにとっての住宅ローンとは、家を買う「人生のプロジェクト」の資産計画です。ただ審査を通してお金を借りるということだけではなく、金利の変動や高齢化の波に飲まれることなく、家族と自分の人生を守る資金面の計画そのものなのです。