固定金利を選んだら、その後変動金利が上がらないと損？

■固定金利を選んだらその後変動金利が上がらないと損？
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「自分が固定金利にして、変動金利が上がらなかったら損な気がする…」と考える人がいます。しかし、私たちは利益を求めて住宅ローンを借りるのではありません、マイホームを購入するためです。つまり、固定金利による毎月の支払額が、その家の値段なのです。「毎月これだけの支払いであれば、この家に住んでもいい」。これが、固定金利を選ぶときの判断の物差しです。ですから、固定金利でその家を購入したのなら、仮にその後、変動金利がどうなろうと関係ないのです。「自分と違う選択をした人が損をしないと得した気にならない」と考える人もいるかもしれません。しかし、それは金融市場に投資家として参加する場合の原理であって、私たちとは無縁のものです。