年収によって違う!無駄なく住宅ローン控除を受けられる住宅の環境・省エネ性能と借入額の上限



 

日本国民の平均年収は400万円台であることを鑑みると、平均的な収入の人はあえて環境性能に気を使って住宅を買わなくてもいいということになります。環境性能が高くても住宅ローン控除によって還付される税金は納めている税金額で頭打ちになり、その他の新築住宅の場合と同じ還付金額に落ち着くからです。これに対して年収の高い人にとっては、より環境性能の高い住宅を買うことで控除上限額が上がります。ただし、一番高い新築認定住宅で35万円ですから、住宅ローン残高としては5000万円が上限です。審査に通ればそれ以上の住宅ローンを借りることはできますが、5000万円を超える借入部分については住宅ローン控除の対象外となります。