世の中には、自ら貸主(大家さん)となって、収益を得ている人もいます。しかし、大家さんの業務は多岐にわたります。そのため、経験がない人にしてみれば、賃貸の管理は専門業者に依頼するのがお勧めです。
■「自ら貸す」という選択が可能か?
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誰かに空き家を貸すという選択をすると、皆さんは貸主(賃貸人)という立場になります。そして、貸主の立場になると「ちゃんとした家」を貸すために、法律上、貸主には様々な義務が発生します。このように「ちゃんとした家」を貸すための“あれこれ”は賃貸管理と言われます。この賃貸管理を自ら行うことができるのならば、借主が支払う賃料は、すべて貸主の収入になるメリットがありますが、実際のところ、賃貸管理を行った経験のない人が行えるものでしょうか。
賃貸管理には、建物の維持管理だけではなく、家賃の回収もありますし、入居者にトラブルが発生すれば、その対応も迫られることもあります。また、そもそも借主に当てがあれば別として、通常は借主である入居者を探すところから始めなければなりませんし、賃貸借契約の締結(契約書の準備等)も行わなければなりません。よって、不動産を自ら貸すことについて経験のない人は、賃貸管理を専門業者に委託してしまったほうが間違いはないでしょう。中には自分で勉強をして、しっかり大家さんを務め上げる人もいます。とはいえ、なかなかその時間も気持ちもないのが普通ですよね。
■管理会社との管理委託契約とは
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賃貸管理を専門業者に委託する場合、皆さんは専門の管理会社との間で不動産管理委託契約というものを結びます。皆さんは貸主(賃貸人)としての立場になりますが、実際の賃貸業務の運営を専門業者にお願いしてしまうのです。こうすることで、管理会社には管理料を支払うことになるので収入は減りますが、さきほど述べた家賃の回収であったり、入居者のトラブル対応は任せることができます。なお、一般的な管理手数料は家賃の5~6%です。インターネットで「賃貸 管理会社」といった言葉で検索をかけると、たくさんの管理会社が出てきますし、100戸以上の管理を行っている会社もあります。当社も160件以上の管理を行っています。お気軽にご相談くださいね。