多くの埼玉県民に親しまれた県営さいたま水上公園のプールが
施設の老朽化により2022年3月での閉鎖が決定しています。
さいたま水上公園は1971年7月、県誕生100年を記念し、県内初の水上公園として開業しました。
7ヘクタールの敷地に七つの屋外プールを備え、ひと夏で80万人以上が訪れたこともある人気施設でした。
近年は形の違う三つのプールと高さ10メートルのウォータースライダーで営業。
7月末~8月末にオープンし、ここ数年は期間中5万~6万人が訪れていたそうです。
新型コロナの影響で去年とことしの最後の2年間は、プールの営業ができませんでした。
そこで去年の12月12日は最後の思い出づくりをしてもらおうと、記念のイベントが開かれました。
人気の「波のプール」では、床や壁に家族連れなどがカラフルな絵や感謝のメッセージを書いて別れを惜しんでいました。
県によるとプールは今後取り壊し、別のスポーツ施設に生まれ変わらせる予定だそうです。