🔳多目的に使えて便利な和室
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和室の魅力は、何といっても多目的に使えるところです。
居室としてはもちろん、寝室や客室としても重宝します。限られた予算の中で、部屋数を抑えてなるべく1部屋を広く取りたいという場合には、用途を柔軟に変えられる和室が1つあると助かります。
リビングの隣に和室があるタイプの間取りなら、例えリビングの広さが足りなくても、間仕切りの襖を開けて2間続きの広い空間を確保できますし、畳の匂いと肌触りは忙しい育児の合間に、ほっと一息つくのにも最適です。
🔳乳幼児期の寝室として、両親や親しい人の来客時に客室として
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子育て世代こそ、和室を上手に活用したいものです。子どもが小さいときは、和室に座布団を敷いてお昼寝させたり、ママも一緒にゴロンとしたり。おむつ替えをするのにも和室は便利です。
和室に布団の寝室なら、ベッドから転がり落ちる心配もありませんから、親子で川の字になって寝るのには好都合。しかも畳はフローリングに比べて適度なクッション性があるため、子どもがつまづいて転んだりしても、ケガになりにくくて安心です。
自分たちの両親や親しい友人がお泊りする際にも、フローリングに布団よりは、和室の方が喜ばれます。頻繁にお泊りのあるような家庭なら、客室として使える和室はあった方がいいでしょう。
和室は、洗濯物をたたむときなど、普段使いにも便利です。夕飯の準備の合間に洗濯物を取り込んで、ひとまず和室に広げておき、時間ができたときにゆっくりたためば、忙しいママのすき間時間の活用にも役立ちます。
🔳こまめな掃除や空気の入れ替えを忘れずに
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神経質になり過ぎる必要はありませんが、掃除のしやすいフローリングの部屋と比べて、畳敷きの和室は少し衛生面で気を配った方がいい点もあります。
最近の畳はダニが発生しにくいとはいいますが、気密性の高いマンションの和室などでは油断禁物です。特に子どもの健康や衛生面を考えれば、こまめに掃除をするに越したことはありません。
陽当たりのいい南側をリビングに取られて、和室は北に配置されている場合も多いでしょうから、空気の入れ替えも忘れずに行い、快適に過ごせる空間をいつまでも保ちたいものです。